ビジネスにおいて最重要なのは気付く力!洞察力と課題解決力をつけるセミナーやってます!

ビジネスにおいて最重要なのは気付く力!洞察力と課題解決力をつけるセミナーやってます!
この記事をSNSでシェアする

読了時間: 約 13 分

要約

「課題を見つけて解決したい!新しいアイデアを思いつきたい!」と思う人に、潜在的な課題やニーズを見つけるための「気付く力」を身に付けるセミナー・研修を行っています。スマートフォンで検索しても、重要な情報を見つけるためのスキルが必要です。好奇心や観察力を持って疑問に思うことが大切で、日々の訓練で気付く力を養うことができます。

本セミナーは、体験価値デザインの視点や知見を取り入れており行動学や心理認知学も含めて学びます。顕在的な課題だけでなく、潜在的なニーズを見つけ、新しい事業やアイデアを創造する力を身に付けられます!

業界問わず、年齢問わずです。新人、中堅社員、管理職、どなたにも学べますので、ぜひお声掛けください

ご参考:ネオマデザイン実績紹介 “体験デザイン思考から学ぶ価値創造と問題発見解決力セミナー・研修”

はじめに

ビジネスや普段の生活において、問題を見つけて解決したい!、新しい奇抜なアイデアを思いつきたい!と思う事は多いのではないでしょうか?では、その重要な問題を見つけ出して、最適な解決方法を見つけるためにはどんな必要な能力(スキル)が必要でしょうか?そのスキルを身に付けたいと思いませんか?!

ネット検索すれば大量の情報がすぐに手に入ります。しかしそんなに情報があっても、どの情報を使うか、どう使うか、そもそもどんな内容で検索すべきか分からないと、最適な解決手段は手に入りません。また、本当に重要なことは表面に出てなく(ネットにも出てなく)、隠れている・潜在的なことも多いのです。そんな潜在的な課題やニーズを見つけるためには、

気付く力(洞察力)

をつけることが重要です。「気付く力」「洞察力」を使って潜在課題やニーズを見つけ出し、課題を解決する力をつけていく、そんなセミナー/研修/支援を2021年から始めています。

セミナーの紹介前にちょっと簡単なクイズをします。この写真をみてなにか気がつきますか?

「トイレですよね…綺麗なトイレの入り口ですね」ここで思考を止めてしまったらもったいないです。では、この画像をみてどうおもいますか?

トイレピクトグラム

このトイレのサインに一瞬戸惑った方は恐らく日本人です。外国人は違和感を感じません。どうしてでしょうか?気になりませんか?

最初の写真と供に種明かしをします。まずトイレのマーク(ピクトグラム)をみて、「なぜ男性は青色なんだろう?海外でもそうなのかな…」と私は一瞬で疑問に持ちました。実は、トイレのマークを色分けしているのは日本ぐらいなのです。グローバルスタンダードではないのです(詳細:トイレのサインから見る、人の認知能力とUX/Neoma Design Blogより)。

他にも気付くことはないですか?多機能トイレがオレンジ色なのはどうしてでしょうか?トイレの入り口の床に黒い線がひかれていますが、これは何を意味するのでしょうか?

どうですか?皆さんは色々な気付きや疑問が湧きましたか?

「気付く」ためには、好奇心をもって観察すること、一般常識などにとらわれないこと、など様々な能力が必要です。よく見かけるトイレの写真だな、で意識を止めてしまうと気付きや洞察力はついてきません。なぜだろう、と疑問に思うところ、その気付きが潜在的な課題やニーズを見つけ出し、アイデア創出や課題解決に一役かってくれるのです。

セミナー・講習の概要
セミナー名体験デザイン思考から学ぶ価値創造と問題発見解決力
受講対象者学生〜社会人中心(そうでない人でも学べます)
対象業種特になし(非IT業界でも問題ありません)
講義スタイルオンライン、対面どちらでも(混在型も可能です)
学ぶ領域体験デザイン(UX)、認知、行動経済学等
講習時間最低10時間〜40時間程度(最終アイデア提案などの報告時間除く)
費用ご相談(時間、人数、カスタマイズにより調整します)

もともと体験デザイン(UX: User Experience) のセミナーとして行っていた内容を見直し、「体験デザイン思考から学ぶ価値創造と問題発見解決力をつけるセミナー」にしました。大手一部上場会社の通年社員研修としても3年連続採用されました。

問題の心底にある原因にたどり着き、解決方法を考えていくのに必要なスキルの一つが気付く力です。実のところ、顕在的な課題や原因は割とすぐに見つけ出せます。誰でも少し考えれば見つけ出せるということは逆に言えば、他社でも思いつくことで差別化になりにくいのです。

一方で潜在的な課題やニーズを発見していくのは非常に難しいことです。誰でも容易にできるわけではありませんが、日々気付くための訓練や意識をするだけでも違ってきます。そのための思考プロセス(考え方、視点など)を覚えると、発見しやすくなります。新しい事業、アイデア、体験価値を創るのも同様に、顕在的なニーズではなく潜在的なニーズ、誰もがまだ気がついてないモノコトを見つけられるか、にかかってきます。

本セミナーでは、UX(User Experience, ユーザ体験)、BX (Brand Experience: ブランド体験) といった体験デザイン(Experience Design) 視点を取り入れています。また、行動学や心理認知学や実際のビジネス上で弊社が直面した事例などから学んでいきます。普段目や口にしているモノコトを意識してないか、気がついてないかについて学びます(気がついてもらいます)。

つねに「なぜ (WHY?)」という視点を忘れず、自分視点ではなく、相手・顧客の心の言葉にするトレーニングを経て、体験価値を抽出しながら課題発見と解決法を探る方法を実際にワークショップを通して体験し学んでいきます。

本セミナーの真のテーマは「気付く力と洞察力を身につける」です。

どちらも一朝一夕には身に付かないものですが、課題をみつける、解決策を考える時、また、なにげなく普段仕事したり生活しているときに意識するかしないかでは大きな違いが出てきます。

カリキュラム概要

以下は順不同、ご参考です(対象者、対象企業、講習時間などで変更あり)

  • 体験デザイン(UX)、体験価値を考えるとは?
  • 体験価値デザインの手法あれこれ:UXピラミッド、体験の言葉造り、KA法
  • リサーチやインタビューの方法と落とし穴
  • インサイト(潜在)発見と問題解決解決方法
  • 人間の認知や気付きのトレーニング、行動経済学
  • グローバルと日本の違い
  • ワークショップ(個人、チーム別)

弊社代表の河野と実際に会社外に出て歩きながら学ぶ社外実習も可能です。

体験デザイン(UXデザイン)については、一般的なUXデザインのセミナーで学ぶ「ペルソナ」「カスタマージャーニーマップ」といった分析方法の説明は必要最低限にしています。これらはネットや書籍でも学ぶ事ができますので、弊社のセミナーでは、そもそもなぜそういったツールやスキームが必要なのか、の気付きとマインドセットを学びます。

受講時の共通の問題

本セミナーを開催してきて受講者にはだいたい共通の3つの壁があることが分かりました。

①顧客視点になりきれない

・企業側視点が染みついてしまって顧客の体験の言葉や真意がわからない、間違ってる

・本人としては顧客視点になったつもりでも企業、担当視点や都合の考えにバイアスされている

②顕在課題ばかり出て潜在課題にたどり着かない

・業界の常識や表面的な課題ばかりにとらわれがち

・自分が気がついていなかった問題は潜在課題、と考えてしまいがち

③気がつかない、気付けない

・気付きは直感的な思考も大事で、そのためには何にでも好奇心をもつ、疑って見る目も必要

これら3つの問題を少しでも解いて、気付きの力と洞察力をつけていくのが本セミナーの趣旨となります。

業種問わず、御社向けにカスタマイズ可

本セミナー・研修は、IT企業向けではなく、非IT企業であっても大丈夫です。学校の学生さんが受けても問題ありません。

本研修の元になっている体験デザインについてのセミナーは、美容院経営者、不動産業、アパレル業、自動車メーカー向けに行いましたが、難しいといった声はほとんどなく、レアな内容も相まって非常に好評でした。

例えば某ハウスメーカーの年間研修に採用して頂いたことがあります。研修の最終成果物として、その会社の課題と将来に向けた提案や新規事業をチーム毎に考えて提案プレゼンをしてもらい、その中のいくつかの提案が実際の事業や戦略企画に取り込まれるなど、その会社の研修の中でもトップのアウトプットだったそうです。人事、研修担当、役員の方々、本研修、気になりませんか?!

事例やワークショップなどの課題については、その業界の事例に置き換えるなど、カスタマイズも可能です。基本的に受講される方の業種や職種、ポジションなどに合わせてヒアリングしながら最適化することも可能です。

よくあるUXデザイン講義とは異なります

顧客体験(UX)デザインを学べるセミナーや講義は世の中に沢山あります。プレゼンテーションや動画なども様々な教育サイトにあります。「ペルソナ」「カスタマージャーニーマップ」といった分析方法からデザインツールの使い方、プロトタイピングプロセス、KPIなどの指標設計などをカリキュラムとしていれている講義も多いのですのですが、本セミナーではこれらは最小限の説明にしています。

理由として、これらはすべて「道具(ツール)」だからです。

道具は適材適所、なぜそこで使うのか、使うべきなのか、を知らないと持ち腐れします。道具を使う前のそもそものマインドセット、考え方が重要だと考えています。そして、その道具は自分たちでオリジナルで別に作ってもいいのです。この道具(ツールや手法)がないと全く解析できないのか、そんなことはありません。私(弊社代表の河野)は、ソニーで働いているときにはこれらのUXデザインを代表とするツールなどまだ一般的になってなく、自分たちで試行錯誤していました。結果的に今そのやり方を振り返ると、ある手法に似てた、同じだった、という感覚です。

弊社のセミナー(研修)を学んでいく過程でそれらの道具の必要性に気がつくことを目的にしています。UXの○○法のやり方を細かく知りたい!といった人向けではございません。

まとめ

 

課題を発見し解決する、良いアイデアを思いつくためには「気付く力と洞察力」が大事です。これらは、一朝一夕で身に付くものではありません。せっかくの道具(ツールや技術)があっても、それを使うタイミングや使い方が間違っていたら意味がありません。

こういうやり方が通例だ、顧客はこう考えているはずだ、先輩が言うから・・・、なんていうの常識を疑っていくことも重要です。「なぜ?」「ちょっと待てよ・・」という疑問をもつこと、これがまずスタートです。

本研修を受けた翌日から何でも気付き、潜在課題をどんどん発見できることが望ましいのですが、少なくとも、情報社会において見るもの聴くものに対しての考え方、捉え方は変わります。

業界問わず、年齢問わずです。新人、中堅社員、管理職、どなたにも学べますので、ぜひお声掛けください。お待ちしております。

 


Michinari Kohno

Neoma Design CEO, New Business Coordinator, Beyond UX Creator, UI/UX Designer