HANADOKEI : Space UX Design and Signage for Marronnier Gate2 Ginza

Space Produce, UX Design, Digital Signage w/ビズライト・テクノロジー


2017年春にオープンしましたマロニエゲート銀座2の正面エントランス空間のコンセプトメイキング, 企画, 空間デザイン統括を手がけました。サイネージのコンテンツ含めたハナドケイ全体統括やシステム設計開発は、株式会社ビズライト・テクノロジー様が行いました。弊社では、特に生花を使ったハナドケイ周りを担当しました。

コンセプト

エントランス空間のコンセプトは「待ち合せスポット」+「美意識」。

美意識の高いターゲット層となる女性が、銀座で待ち合せするなら「マロニエゲート2のハナドケイ前で」と言ってもらえるような場所を目指しました。そのために、待ち合せ場所になるための条件をUX(顧客体験)的アプローチで検討し、エントランス空間の企画とデザインを致しました。そして、マロニエゲートのシンボルとなるようなハナドケイを制作しました。

ハナドケイ

自然の少ないといわれる銀座に大きな花を咲かせました。
エントランスに入って最初にお客様を迎える『ハナドケイ』は、世界的にも(おそらく日本では初となる)大変珍しい縦置きの花時計です。直径約2mの円形ガーデンに季節の生花が植えられ、その中心には、コンピューターで演出された時計が組み込まれています。時報演出に加え、15分おきに季節の花を紹介する花図鑑の演出も。

周囲には超縦長なディスプレイ9面による映像コンテンツを流すデジタルサイネージを。

自然と人工物の融合、アナログとデジタルのミックスを楽しむ事ができます。その周囲には樹木や季節のオブジェやを彩り、心地よいBGMとともに、都心の銀座にいることを忘れさせるようなリラックスできる待ち合わせ空間を考えました。

(※2019年3月31日をもってハナドケイはサービスを終了し撤去されましたため現在はございません)

担当範囲とフロー

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