Fitness Bike Studio
Space Produce, UX Design, Lighting Design / SMC(Sony Music Communications)様
女性専用フィットネスクラブ心斎橋 Rico (※)のバイクスタジオの空間提案, 演出プロデュース, 実装施工を行いました。
※フィットネスクラブ 心斎橋 Rico は残念ながら 2018年8月をもって営業を終了しました。体験等することはできなくなりましたが、ポートフォリオとして残します。
今回の空間は、オリジナルのセルフ加圧式バイクレッスンを採用する話があり、インタラクションやサイネージ的な仕掛けは使わず、音楽と照明をベースにしたオーソドックスな要素の組み合わせでオリジナルの空間演出を考えました。
- バイクスタジオに入っていく時(出て行く時)の空間イメージ
- 外からバイクスタジオを見た時のインパクト
- 非日常感の演出
- トレーナーと生徒の関係性
- 約30分のレッスン時間におけるストーリー性
- 曲調やテンポ、レッスン内容(上り坂を上がり下り坂を駆け降りるなど)との同期感
- 暗い中でもしっかりと操作できるシステム
- 操作(オペレーション)も格好良く、DJのように
などの要件をUX的な観点からも想定しました。演出ストーリーとしては、
『早く目覚めた朝、さっとシャワーをあびてお気に入りのバイクに乗って朝もやの中を郊外へ走り出す。燦々と降り注ぐ太陽の明かりを浴びながらヒルクライム。一汗かいたところで都心へ一気に走り抜ける。ネオン輝く都会の夜は眠らない。クラブで踊るようにバイクを漕いで走り続ける。気がつくと空が明るい。朝日を受けながらクールダウン、自宅へゆっくり帰っていく…』
という一日を想定。このストーリーにしっかり合うよう先の要件と共に照明をプログラミングしています。
照明の制御は、トレーナーの先生がレッスン中でも簡単に分かりやすく切り替え選択できるよう、またDJのような気分で操作してもらえるようにパッドでコントロールできるようにしました。
担当範囲とフロー