滝の宮CC Webサイトのリニューアルプロデュース&ディレクションしました
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愛媛県新居浜市にある滝の宮カントリークラブの Webサイトリニューアルを手がけました。
弊社ネオマデザインは、Webサイト制作業務は基本的には行っておりませんが、今回、滝の宮カントリークラブのサービスデザインや顧客体験デザイン見直しなどの一環としてプロデュース及びディレクション業務を行いました。滝の宮カントリークラブ運営元の河之北開発さまより、ずっと更新していない Webサイトのリニューアルをまずは手がけて欲しいとの強い要望で着手しました。
Webサイト制作には、松山のアイムービックさまに依頼して一緒に企画から動いて頂きました。昨今、Webサイト作りなどもリモートで出来る時代です。東京大阪の会社でも良かったのですが、現場に近いほうが何かと便利で、かつ、クライアントも安心できるとのこともあり、同じ愛媛県で探しました。
リニューアルにむけて
旧Webサイトはかなり以前に制作したもので、スマートフォン向けに対応していませんでした。また、滝の宮カントリークラブ(滝の宮CC)のブランドが全く伝わらないコンテンツ・デザインでしたので、まずは、いつものようにブランドやコンセプトメイキングからスタート。
何度か現地を訪れ、社長・支配人・従業員らの仕事に対する思い、顧客の声などをヒアリングしました。
その中で、滝の宮CCの「魅力(強み)とはなにか?」「どうなりたいのか?」を徹底して検討し整理しました。
ゴルファー層が高齢化していくなかで、コロナ禍の中でもゴルフは比較的コロナの影響を受けていないときいています。若い人、女性のゴルファーも年々増加しているとのこと。そんな時代背景(マーケッティング)も意識し、家族連れや女性でも見やすく、親近感の湧くようなサイトを目指して作りました。
コンセプトは、
Be like a tree / 木のような存在に
実は、滝の宮CCを運営する河之北開発は住友林業の関連会社です。
住友林業にとっての切っても切れない「木」と非常に相性が良いことがわかり、このようなコンセプトの中で制作をしていきました。
住友林業感を出しすぎないよう、でも、住友林業の関連会社であることを忘れないためにも、予約表など部分的に「木」を使ったデザインにしています。クラブハウスの造作物などは、住友林業や住友林業クレストが制作したものだそうです。
差別化コンテンツ
今回の制作の中で、滝の宮CCの名物は、テクニカルな27ホール以上に、支配人も名物(?!)と直感しました。新谷支配人のそのゴルフに対する愛情、そしてこだわり、お客さんに対する気配りなど。支配人や従業員の方々の人柄も魅力の1つに私は強く感じました。
コースの解説はどこのゴルフ場もコースレイアウト図(静止画、動画等)と共に簡単な戦略が書かれているところがほとんどです。
ゴルファーにとってはそれでも充分だとは思いますが、滝の宮CCの魅力を少しでもだすために、支配人及びキャディ視点からの戦略を敢えていれるようにしました。支配人は、主に中・上級者視点で、キャディさんは、初心者や女性視点です。
ぜひ、滝の宮CCでプレーされるゴルファーの方は、Webサイトで見て戦略を立ててください。コースを知り尽くした方からのアドバイスは実践できっと生きてくるに違いありません。
なお、滝の宮CCのヤーデージブックも弊社にて作成しましたので、こちらもぜひ印刷して御活用ください。
まとめ
Webサイト制作自体を弊社が行うことは稀ですが、担当するからには、しっかりとコンセプトやビジョンを整理し、ゴールを設定していきます。CV(コンバージョン)分析や戦略などは、弊社の専門ではないので、外部に依頼することになりますが、実サービスにおける対顧客満足度 (UX) や従業員のモチベーション等向上(EX)、そしてそもそも会社やサービスのブランディング向上(BX) 視点で、企画・戦略を立てていきます。
もちろん、サイト自体のUI, UXデザインもしっかり対応していきます。
今後、滝の宮CCが地域の方々により愛される、そして訪れるゴルファーの体験価値(UX)がより良くなっていくことを期待しております。弊社も継続的に力になっていければと思っています。